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役目とは~離婚の原因~
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2011年は年の差婚が話題になりましたね。
2012年になってダルビッシュ投手は米メジャーへの正式移籍が決まり、
テキサス・レンジャーズと正式契約を交わしました。
日本人選手がメジャーで高い評価を受けるということは誇らしいですね^^
活躍する姿を見たいものです。
そして同時に離婚も成立したようです。
離婚の原因はご夫婦にしかわからないものがあるでしょうが、今回は算命学の視点からみた、
パートナーの役目。
そして離婚の原因についてです。
算命学では、
人は、誰にでも役目があって生まれてくる。
又、役目があるから人は生きていける。
という基本の考え方があります。
その人でなければ、果たせない役目がるからこそ、生まれてきたのであるし、
その役目があるから生きていける。役目がなくなれば淘汰される。ということです。
個々の生まれた日から割り出す宿命からみた役目というもの以前に、
人間として備わっている役目があるはずである。と古代の人達は考えたのですね。
それは大きく分けて
★ 立場の役目
★ 時代の役目
★ 五役の役目
の3つに大別できます。
今回はその中の立場の役目についてのお話です。
参考になれば幸いです。
人は誰かの子供としてうまれてきたら、子供の立場の役目を与えられます。
誰かと友達になれば、その人の友人という立場の役目を与えられ、
会社に入り部下となれば部下という立場の役目、警察官になれば警察官としての立場の役目、
結婚すれば、誰かの夫(妻)としての立場の役目・・・といったように
様々な立場の役目を持つ事になります。
パートナー(配偶者)の役目とはいったいどのような役目なのでしょうか?
算命学ではこのように考えています。
算命学で示す人体図(陽占)の配偶者の位置(場所)は右手ですね。
つまり相手の片腕(右腕)と為る人物であるわけです。
片腕とはどんな人のことを言うのでしょうか?
本人が力を発揮するために力を貸してくれる人物のことです。
人体図の右手の場所は本能では攻撃本能の場所でもあります。
攻撃本能・・・相手に負けたくない、勝ちたい。
だからもっと頑張ろう! という人間のもつ5本能の一つです。
本人の攻撃本能の場所に座るのがパートナー=配偶者なわけですね。
ということは、
その本人の攻撃本能を引き出してあげることがパートナー=配偶者の最大の役目である。
と考えているわけです。
つまり相手にやる気を起こさせること!
この人のために頑張ろう!と思わせるパートナー=配偶者であること。
なんですね。
ではどうしたら相手にやる気を起こさせる事ができるのでしょうか?
パートナー=配偶者は攻撃本能の場所に座ると書きましたが、
この攻撃本能の反対は何でしょう?
表と裏(陽と陰)の関係になっているのは、守備本能。
相手の攻撃本能を引き出して、やる気を起こさせるにはちゃんと守ってあげることなんです。
何を???
相手のプライドです^^
その人のプライドを一番守ってあげないといけないのが、実はパートナー=配偶者、
そう、あなたなんですよ^^
それなのに、喧嘩をすると、私達はお互いのプライドを傷つけあうような言葉を飛びか交わせますよね・・・・苦笑
例えば、アイドルと結婚する。
有名野球選手と結婚する。
資産家と結婚する。
などということは、自分のプライドはそのとき満足させられるかもしれませんが、
その相手が自分のプライドを守ってくれるかどうかは別の話です。
実はその相手が自分のプライドを守ってくれる相手かどうかのほうが
お金があることよりも、
美人であることよりも
背が高いことよりも
大切なことなんですよ。と算命学では考えているのです。
もし夫や妻が自分のプライドを全く守ってくれないような相手だったら
別れたほうがいいかもしれません。
一緒にいる意味はないですから。
もしも、
いつもプライドを傷つけられて、顔をみるだけでやる気がなくなるようなパートナーだったら、
パートナーがいなくて、自分ひとりのほうがやる気がでるというものです。
そうじゃないですか?
お互いのプライドを守ってあげられる夫婦はたとえ何が起きても、離婚にはならない。と
考えているのです。
人は自分のプライドを守ってくれる相手と別れようとは思わないはずだからです。
もし夫の仕事がうまくいかず、倒産したり、リストラにあったりしても
妻が夫のプライドを守ってあげれば、その夫は立ち直ることができるけれど、
そう!できるんですよ!立ち直るのです。
けれど、ただ避難したり、けなしたり、さらに追い討ちをかけるようなことを言ったり、
だからだめなのよ・・・などというようなことがあると、離婚につながっていきます。
相手が苦しいときこそ、相手のプライドを守ってあげることがパートナーの役目なのです。
そういえば、先日元ボクシング世界チャンピオンの内藤大助さんが、
ボクシングをやりたいから、会社には勤められない、アルバイトしかできない、そうすると
二人では暮らしていけないから、相手の方にも働いてもらわないといけない、というようなこと
を言った時、
「そんなの(働く事)はあたりまえのことだから」と言ってくれたことが最大の結婚の
決め手であり、こいつのために頑張ろうと思った、と話していらっしゃりましたが、
奥様は内藤さんのプライドをちゃんと守ってくださったということかもしれませんね。
例えば、嫁姑の問題が起きたとき、
夫が妻のプライドを守ってくれない、あるいは、妻が夫のプライドを傷つけるような事を言ったことが原因となって離婚にいたるのであって、嫁姑の問題そのものが原因なのではないと考えているのです。
もちろんこれだけが原因ではないでしょうが、
お互いのプライドを傷つけあう事が離婚の真の原因になる場合が多いとこの役目論では
考えているのですね。
そして大切なことは、
自分のプライドを守ってほしかったら、相手のプライドを守ってあげないといけませんね。
そうなんです。
相手にだけ求めるのではなく、相手にそうしてあげないといけません。
ああ、私も書いていて耳が痛いですが・・・(耳?この場合は書いているから耳じゃなくて、目??)
生日中殺を宿命にもっている人はパートナー=配偶者の場所がもともと中殺されているわけですから、この生日中殺を消化していないと、パートナー=配偶者が自分のプライドを
守ってくれなくなります。。。
つまり親にとって良い子になるとパートナー=配偶者がプライドを守ってくれなくなります。
皇太子さまは生日中殺の持ち主です。
天皇・皇后両陛下にとって良い子(いい顔する)であろうとすると、雅子さまのご機嫌が悪くなる・・・
ああ、その板ばさみ・・・じゃないかと思われますです。はい。
でもどの家庭でも多かれ少なかれありますよね^^
それはたとえ天皇一家であっても、ということでしょうか。。。
パートナーのいらっしゃる方、相手のプライドを守ってあげていますか?
これからご結婚なさる皆様、頭の片隅にこんなこともおいておかれるといいかもしれませんよ^^
同様に、父の役目、母の役目、親の役目、兄弟友人の役目、子供の役目、があります。
皆様に幸多かれ!!
- (2012-01-20 14:58:51)
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十二支について
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今回は十二支についてのお話です。
2012年は辰年ですね。
十二支の中で唯一の架空の動物です。
この十二支、皆さんモご存知のように身近な動物名で表されていますね!
そして作成から数千年が経った今日でも廻る年の暦の表示に使用されていて、
その原理や成り立ちについて知らなくても年始にいただく年賀状には必ず使われたり、
親しみを持って現存しています。
十二支・・子から始まり、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥となります。
実はこのような動物の呼び名に置き換えられて親しみやすくなったのは、十二支が成立した後、
相当な年代が経過してからのことなのです。
成立当初は動物とはなんの関係もない、ある深い意味合いを含んだ符号だったとのことです。
そして、実際の動物の特徴と十二支のそれぞれの意味にはまったく関係がありません。
例えば、『卯』は天の門が開いて朝日(太陽)があらわれる・・という意味です。
甲骨文字の形からきているものですが、密教やおまじないの御札に用いる文字にこれと
似たものがあって、朝日が昇るごとく運が開けていく、未来が開けていくことを願う方法に
用いられています。
算命学では南北の縦線(子と午を結ぶ線)を精神世界としています。
東西の横線(卯と酉を結ぶ線)を現実世界としています。
ですから、宗教的な精神世界の行事には北の水性と南の火性を使います。
卯月は木性の最も盛んになるところですから、木性を成長させるには火性(太陽)と
水性(雨)が不可欠です。
その水と火を用いることで迎春の呪術としたわけです。
またこういった年中行事はその年の五穀豊穣も願っています。
お正月がすぎれば、初午祭があり、
戌の日には安産を祈って「いわた帯」を身につける・・
お酉様の時には熊手を買って・・・など
私達東洋人と十二支は毎日の暮らしの中で密接な関わりをもっていて、いたるところで
活用され、生き続けています。
十二支の中にはいぬ(戌)はいますが猫はいません。
がエジプトの十二支にはいます。
かつて数千年前の中国には猫はいなかったといわれています。
猫はエジプト原産なのですね~~~
エジプトの十二支は
猫・犬・蛇・甲虫・ロバ・獅子・山羊・サイ・猿・紅鶴・ワニ・牡牛 です。
それぞれの民族と動物は様々な形で共存共栄をしているのですね~~~
十二支がどのように成立したか・・・
表面的なこととすれば、五つの惑星(木星、火星・土星・金星・水星)の中の木星が
太陽を廻るのにかかる時間が約12年であることから生まれた数だと言われています。
もちろん事実ではあるとのことですが、実際には木星の観測が行われる以前に
すでに十二支考は生まれていて、その十二支考ありきの天体の観測だというのが
より正確なようです。
西洋では、観測という科学が十二という数字を生み出し、後に思考的なものが付加された
という事に対し、
東洋の十二支は思想が先にできあがっていたということですね。
つまり『自然は神である』という思想そのものが観測を導いたということなのですね。
古代東洋人は自然界のあらゆる法則そのものが神であり、神の姿であり、神の行為なのだと
言っています。
目の前に広がる山野も海も川も、また親や子供、妻や兄弟すらも神であり、神の窓口であり
真の神が親や子供の肉体を通じて人間自身に何かを告げてくれるものだということ。
これが算命学の根幹思想として貫かれている考え方で、
十二支の考え方も神の窓口として分類し作ったということです。
そしてその窓口を日常の生活の中に利用させてもらい、窓口が知らせてくれる法則に沿って
生きることが神を人間の味方にできるのだと考えているのです。
今回は算命学の思想のお話になりましたね・・・笑
私はこういうのが好きなんですが(爆)たいていの皆さんにはあまり興味がないと思いますので
次回は日常にとりいれられるようなものにしますね~~~^^
- (2012-01-02 02:25:12)