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“まことぅ~”の算命学プチアドバイス
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因縁とは? その① 因縁の考え方について
こんにちは、まことぅ~です。

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因縁についてのプチアドバイスをしていきたいと思います。

そのためにはまず、その考え方を知ってもらう必要があります。

第一回目は「因縁の考え方」についてです。

算命学は、現代の宗教が成立するずっと以前から存在する
『自然思想』という思想学が基本の考え方です。

人間を生み出したのは大自然、すなわち『人間は自然物である』という考え方ですね。

"死"や"先祖"についての考え方は仏教に近いです。
というよりも、仏教が中国に伝来した時に算命学の理論を取り入れたので、
その後日本に伝わった今の仏教が算命学理論の影響を受けているといえるのだと思います。

算命学でも"魂"と"肉体"はこの世に生まれてきた時は一体ですが、
役割を終えて死んでいく時はまた離れていくという考え方です。

肉体は大地に返り、魂は宇宙空間に戻っていく。。。。
そして再び魂は別の肉体を借りて、この世に修業にやってくるのです。

"輪廻転生"と同じ考え方ですね。

肉体を与えてくれるのが先祖というわけです。

どんな人でも先祖がいなければ生まれてくることは出来ません。

私たちの遺伝子は100%先祖からもらったものです。

肉体的特徴が先祖の影響を受けているように、先祖の生き方も私たちの人生に
影響しているはず、と算命学では考えているのです。

つまり生まれながらにして先祖のデータが本人に埋め込まれていると言うことです。



自分が先祖からどういう影響を受けているのか、をみることができます。

どんな人も先祖から徳(良縁=良業)と因縁(悪縁=悪業)の両方を受け継いでいます。
人によって、徳の多い人、因縁の多い人・・・様々です。

強い因縁を残されている場合もあります。。でもね。。。

私たちがこの地球上に生まれてきたということだけでも、それは

自分の先祖が代々どこまでたどっても、すべての先祖が、50代前の先祖も、
100代前の先祖も、2000代前の先祖も・・生きる努力をしてきたっていうこと
なのです!!

なおかつ、この世に子孫を残してきたから私たちが生まれてきたのです。

出産する代わりに命を落としたお母さんもいたかもしれません・・・

家族のために働きすぎて命を落としたお父さんもいたでしょう・・・

そういう先祖の努力のお陰で、今日私たちはこの世に生を受けているのですよね。

だから、因縁を残されていたとしても、その因縁を消化するために生きていくことが
求められている。とも考えているのです。

因縁消化も役目の一つだと算命学では考えいているのですね~~

「修業」とはこの因縁=業(ごう)を改修する作業のことで、
「学業」とは人間の業(ごう)を改善する生き方を学ぶこと。。。
この世は因縁=業(ごう)を消化していくための訓練場なんでしょうね~~。

日々、嫌なことや思い通りにいかないことは起きますね。

そんなことばっかり!と思っていらっしゃる人もいるかもしれません。

それらを時には我慢したり、耐え忍んだり、また解決したり、乗り越えたりしながら
『生きている』ということだけでも!!因縁消化につながると考えているのです。

人が生きていくっていうことは、自分の人生を生きていくっていうことは
そういうことなんですね。。。きっと。


先祖の影響っていうのは、算命学ではその人の前後5代に渡って影響し合うと考えます。

たとえば、あなたの曾々おじいちゃんの『行い』の結果があなたに影響しているのです。

曾々おじいちゃんの影響を受けて何かしら宿命に条件をつけられている、
と考えてもらっていいでしょう。

とすれば今のあなたの『行い』があなたの孫の孫まで影響するということになります。

あなたが良い行いをすればそのデータが5代先まで影響し、
悪い行いをすればそれが因縁になって子孫の誰かが受け継ぐということです。

自分勝手な生き方をしている人、
誰にも迷惑をかけていない、自分だけだ、と思っている人は、
そのことを理解しておかないと子孫が大変な影響を受けることになるということです。

別に脅かすつもりはないですよ。

でも、そういうことですよね・・・

自分の子供がいないから大丈夫でしょうか?

姪とか、甥とか・・もいませんか?

私たちは一人では生きていないということですね。

生きている間も、たとえ肉体がなくなってからも。。。

影響しあっているということです。

自分の人生、大切にいきたいものです。

そうして、地球上のみなが生きていったら、戦争もなくなるかもしれませんね。
  • (2009-06-25 01:57:40)
算命学の思想 その③
こんにちは、まことぅ~です

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算命学の思想 その③です。


人間万事塞翁が馬

という言葉が「人間訓」の中にあります。


 これは中国北方にあった移民族の国「胡」の国境の砦(=塞)にすんでいた
老人の話だそうです。

塞に住む老人=塞翁  ですね。


老人の所有していた優秀な馬があるとき『胡』に逃げてしまったことを知った
近所の人たちが

「困りましたね~」というと本人は「返って幸いなことかもしれない」と答える。

今度はその逃げた馬が『胡』の良馬をつれて帰ってきたことを知り

「それは良かった」というと本人は「良くないことかもしれない」と答える。

その良馬に乗った息子が落馬して骨折してしまったので、

「かわいそうに・・・、大変だ・・・」と言うと本人は「それは良かったかもしれない」
と答える。

これは天邪鬼なおじいさんのお話ではありません。

結果、『胡』の国が攻めてきて、国中の若者が戦にかり出されることになり、
9割はその戦で命を落とした。しかし塞翁の息子は骨折していたために戦には行かず、
命が助かったのである。

このことは・・・


物事はすべて陰と陽であるということ、すなわち

良いことのように見えることが見方を変えれば、悪いことであったり、

また一見悪いことのように思われることが、後になってみたら良いことだったり・・・

陰と陽、つまり悪いことと良いことは繰り返しであり、どちらか一方だけの人生はない。

人間が吐く→吸う→吐く→吸う・・を繰り返してその生命を維持しているように。

そして良いことも悪いこともすべての物事の価値は同じ。

誕生から死まで人生は良いことと悪いことの繰り返しであり、
物事は一方からみただけではわからない。

陰きわまれば陽となり、陽きわまれば陰となる。

一生も一年も一月も一日も同じこと。

人生は平穏であるはずがない。

誰の人生にでも上がり、下がりがあるのだということ。

人間も物事も万事 塞翁の馬のごときもの。

算命学の真髄である、陰陽論を示したものだということなのです。




  • (2009-05-19 23:25:53)
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